百草の地 [気が向いた時日記]
百草城址です。
京王線百草園駅 南方の高みにある日本庭園、 「京王百草園」 とその地続き 「百草八幡神社」 一帯がその遺構といわれています。
ここは、春に一度尋ねております。このときは百草園が休園で入場できませんでした。その間、地元の研究者の手になる資料なども手に入りましたので、再訪してみました。
上は、園の案内では “見晴台” となってる一番の高台、「物見櫓」 からの眺めです。ほぼ東方向、眼下には多摩川を見渡し、天気がよければ都心まで見える、絶好の監視廠だった事でしょう。
中央曲輪、 主郭部です。 (以下、手元の資料 「百草城鳥瞰図」 に拠っていきます。園内には、城郭に関する表記は一切ありませんので、違っていたらゴメンナサイ。)
東の曲輪から主郭方向。赤いコーンのあたりが土橋か?
東の曲輪・櫓台。
腰曲輪かと思いますが、立ち入り禁止となってました。大雨や台風で荒れた模様で、其方此方に立ち入り禁止のロープがある。
虎口。 百草園を出て、八幡神社の裏手です。
南の曲輪、主郭部分。中央に堀切があります。
櫓台ですか?。 右の高みに、 「松蓮寺詩碑」 が立ってます。
馬場、あるいは武者溜まりとされる広い平地。
ここ、百草城から西へ、初沢城跡まで一連の古城砦址の中では、規模も大きく、遺構もかなり良く残っているかとの感じです。
コメント 0